1日で出来る、

 

簡単☆手作り味噌

こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人のErikoです♪


本日は、
なんとたった1日で完成する、
炊飯器を使った、簡単お味噌の作り方を、ご紹介致します!


お味噌というと、いろいろと手間暇かかる上に、完成するのに何ヶ月も掛り、手作りにするにはとても難しいイメージがありましたが、
この方法でしたら、まだまだお料理修行中の未熟な私でも、簡単に、楽しく作ることが出来ました♪


先輩味噌の力もちょっと借りるので、祖母は、「なんちゃって手作りお味噌よ♪」と言っていました(^^♪
でも、こうじ、豆乳、おからの持つ、それぞれのほのかな甘さが、なんともまろやかな味に仕上げてくれるので、
たった一日で出来たとはとても思えない、とても美味しいお味噌に仕上がります♪

 

市販のお味噌に比べて塩分が少ないため、長期保存は出来ませんが、
減って来たなと思ったら、また直ぐ簡単に作れるので、大丈夫です♪

 

塩分が少ない分、体にいいお味噌をたっぷり取ることが出来るので、私の家では、お味噌汁にも、多めに入れています!

 

手作りならではの、優し~い味のお味噌、是非お試し下さいませ(^^♪

<材料>  約1.8kg(写真の様に1袋、約600gのものが3つできます)


・こうじ   400g
・おから   400g
・豆乳(無調整のもの)  400g
・お湯(約60度)   400cc
・塩     60g
・先輩味噌   300g

 

 

~材料についての補足です(^^)/~

☆おから☆

・おからは、洗わずにそのまま保温器に入れて使用するので、
 なるべく新鮮で安心なものをご用意下さい。
 (お豆腐屋さんで売っているもの、スーパーで買うなら、遺伝子組み換えでないものなど。)

 

☆先輩味噌☆

・先輩味噌とは、既に完成しているお味噌のことです♪
 長く熟成されたものを使うと、更に味に深みがでるので、オススメです。
 今回は、2年熟成された仙台味噌を使用しました(^^♪
 使う量は、特に決まりがないので、その時ご自宅にある量で構いません。
 大体、300g~500gをご用意して頂ければ、良いと思います。

 

今回使用した、こうじと、おからです!

<作り方>

1.乾燥しているこうじを。袋の上から、手でほぐします。これ位、ほぐして下さい♪

 

2. ほぐしたこうじを炊飯器に入れたら、60度のお湯400ccを入れて混ぜ、こうじをふやかします。

 

3. 蓋をして、保温で、1時間置いて下さい♪

 

4. 1時間経ちましたら、新鮮なおから400g、豆乳(無調整のもの)400cc、塩大さじ60gを入れて、再び保温で、今度は3時間置きます。 (写真がブレていてすみません(:_;))

 

5. 3時間経ちましたら、先輩味噌300g(~お好きなだけ)を入れて、良く混ぜて、
  再び保温で、5時間置きます。(先輩味噌を入れた後の写真です)

 

6. 5時間経ちましたら、炊飯器のスイッチを切って、蓋をしたまま、冷めるまで置きます。

   冷めたら、手作りお味噌の、完成です!

 

★ポイント★

 

・手作りお味噌の魅力の一つは、塩分の量を、自分で調節できるところです。
 自宅で手作り味噌を作る時、こうじ400gに対して、塩120g以上入れるのが一般的らしいのですが、
 今回、レシピを教えてくれた祖母が、塩分を控えているので、
 塩は60gと、かなり減塩で作りました!

・使用する、おからの乾燥具合によって、出来上がりが少し固い時があります。
 少し固いと感じる時は、豆乳を足して下さい。
 後から足せます♪

 

★お味噌の保存方法★

・出来上がったお味噌は、ビニール袋に入れて、しっかり空気を抜いてから、
 固く縛ってください。
 なるべく、空気に触れないようにして、冷蔵庫で保存をお願い致します♪

・お味噌は漏れやすいので、袋は二重にして、更にタッパーに入れて保存すると、安心です。

 

~祖母がこのお味噌を作ろうと思ったきっかけ(*^^*)~

 

長年、自宅でお味噌を作っていました。しかし、作るには、
大豆を戻して、柔らかく煮て、よく潰して、ととにかく手間の掛る作業で、大変でした。
ある時ふと、それならおからと豆乳を使えば、ぐっと簡単に作れるのではないかと考えました。
更に、白みそは、比較的すぐに作ることができるため、そられをヒントに、作ってみました。

しかし、こうじとおからを数時間寝かせただけでは、どうしても味に深みが足りないので、
既に完成している、熟成されたお味噌を少し加えました♪ 

この先輩味噌の助けを借りて、一日で作ったとは思えない、深みを与えることが出来ました♪